このパグ犬。向かって右が、松吉・オス・・通称:まちゃん。左が、茶々丸・メス・・通称ちゃちゃん。
一応、夫婦でちゃちゃんが姉さん女房^^
引き出しの中から出てきた写真・・・
私がまだ実家にいた頃飼っていたお犬様。
ちゃちゃんは、ものすごく気が強く、勝気な性格。
まちゃんは、温厚。生まれつき下半身が弱く、まっすぐに歩けないのが玉に瑕。
自分ではまっすぐ歩いてるつもりが、斜めに進んでしまうので、時々災難が降りかかる。
家族でお墓参りに行ったときの事、車から降りいざお墓へ歩いてたとき、
まちゃんが居ないことに気付いた。
みんなでキョロキョ探していると、水路に落ちてたり・・・
堤防を散歩する方々を見つけると、条件反射で吠えまくるちゃちゃんにつられ、ダッシュ。
とたんにすっころがって転倒。それを2・3回繰り返しながらちゃちゃんのもとへ。
あるとき、ちゃちゃんが妊娠した。わたしたちは大喜びで生まれてくるのを待った。
いざ出産の時・・・・な・な・なんと、毛がふさふさで鼻のつぶれたが2匹生まれてきた。
パグ犬は、鼻がつぶれてて毛足は短い。まちゃんの子供ではないのだ。
じゃあ、誰の子?ってなって・・・・この毛なみは見覚えあるぞ~って。
そ~なんです。外で飼っている、甲斐犬のくまの子だったのです。みんな大爆笑^^
当のまちゃん、事重大さを知ってか知らずか、子犬を眺めておりました。
まちゃんはトコトン、ひとがいい^^魔性の女のちゃちゃん・・・おそるべし。
そんなまちゃんも12年前の12月、父が亡くなる3日前に忽然と姿を消した。
探しても、探しても、亡骸さえ見つかんなかった。
父がまちゃんまで連れてってしまったのか、まちゃんが父が寂しくないよう一足先に旅立ったのかわかんないけど・・・・不思議。
懐かしい、まちゃんとちゃちゃんのお話でした。